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FC東京VS横浜F・マリノス [J1リーグ]

湘南、鳥栖と連勝し、横浜F・マリノスがアウェーに乗り込んで戦う相手はこちらも3連勝中のFC東京。春先のホームゲームでは、3-2の大接戦を演じた侮れない相手である。そして、この試合で際立ったのは、F・マリノスのゲームコントロールの巧みさだった。

 

●試合データ

http://www.f-marinos.com/match/data/2013-08-17

 

ニッカンスポーツドットコムに「したたか中村俊輔 横浜「休憩」39分」という記事がアップされた。マリノスのアクチュアル・プレーイング・タイム(APT)がJ1最短の51分16秒であることから、止まっている時間にチームは休んでいるという内容だ。せめて、何でマリノスのAPTが短いのか専門家に聞くなり何なりすればいいのにとも思うのだが、説得力は微妙ながらも、ここまでマリノスが上手くゲームをコントロールしながらリーグ戦を戦ってきたのかな? という記事である。

 

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一方マリノスは2連勝はしたものの、先制後にカウンター狙いに切り替えゲームコントロールを計るも追いつかれるという試合を柏戦から3試合続けている。僕の中には、春先に戦った強い東京のイメージがあったので、一番注目していたのは〝強い東京を相手にカウンター狙いでゲームをコントロールしにいって上手く逃げ切れるのか?〟だった。

 

前半、立ち上がりこそ東京が攻勢に出るも残りはほぼマリノスペース。そして、前半31分、俊輔からの縦パスを左サイドで受けた兵藤が横方向にペナルティエリアに侵入。兵藤の股抜きパスを端戸がヒールで返すオシャレなワンツーからシュートコースを作りゴール右隅に流し込む。これは、完全に崩したかっこいいゴールだったなぁ。鮮やか!

 

 

1点を先制したマリノスは、この後ゾーンで守る意識を強めカウンターも急がないという、ゲームコントロールに入る。が、ラインを深くして専守防衛というよりは、アグレッシブなボール奪取で東京にボールを持たさず、後は自分たちのペースでパスを回しゲームを進めてゆくといった感じ。セカンドボール争いでも圧倒し、パーフェクトな前半を終える。ペースを握っていた証拠に、前半のポゼッションは全ての時間帯でマリノスが上回っていた。

 

が、後半に入ると一転東京が攻勢に出る。選手交代と布陣変更により圧力を強めた東京は、セカンドボールも拾わせずマリノスをゴール前に釘付けにする。ここで耐えられるかが勝負のポイントだったと思うのだが、マリノスは集中力高く守備のバランスを崩さない。後半15分をしのいだマリノスは後半中盤をイーブンの展開に戻し、そして逃げ切り体勢に入る終盤戦へ。

 

ここで、ここ数試合でマリノスに起こっている変化についてひとつ。それは選手交代だ。最初の選手交代は後半24、端戸→奈良輪。ここで切り札の学、もしくは藤田を入れて、前線からの守備+攻撃の活性化を計るのがこれまでの交代策だったと思うのだが、湘南戦から3試合続けて交代のファーストチョイスは奈良輪だ。また、逃げ切りのための小椋投入も3試合連続。これは、これまでのフレッシュなFW投入で前線からボールを追いかけさせ、あわよくば追加点という逃げ切り策から、より明確に〝守り〟に重点を置いた交代策にシフトしたんじゃないかとにらんでいるのだが、どうか?

 

選手交代によりギアをあげ、ゲームを閉めにかかるマリノス。そしてアディショナルタイムも目前に迫った44分、劇的な幕切れが訪れる。マルキーニョスを起点にしたカウンター、並走する俊輔がゴール正面の位置でボールを受けるも、前にはDFが3人。が、ここで切り返しの連続でDFを翻弄すると左足一閃。鋭いボールがゴールに突き刺さる。すっげーもん見ちゃったなぁ。この日スタジアムに押し掛けた5000人のトリコロールは、レジェンドの一端を目の当たりにした。

 

このミラクルゴールにより勝負は決し、マリノスは久々の無失点勝利。さて、マリノスはこの試合をコントロールできたのか? だが、ほぼパーフェクトにやってのけたと言っていい結果だったと思う。指揮官の饒舌な試合後コメントからもそれが伺えるし、小林の「自分たちの一番の強みはボールを持っているときも、持たれているときも強さを発揮できるところ」というコメントも自信があふれていて頼もしい。まあ、2点目取ったのが終了間際だったり、攻撃サッカーの東京の枠内シュートがたった1本だったという相手の出来の悪さは差し引いて考えなければならないのだけれど。

 

さてさて、味スタ向かうまでと味スタで感じたことを少々。

 

初めてフードコート行ったのだけど、あんまり混んでなくてマッタリ。クラフトビールは美味かったんだけど、Lサイズで1200円はちょっと高いかなぁ。

 

ビジターエリアは完全隔離じゃなくて、メインと(多分バックも?)のエリアには入れた。これならばスタグルの選択肢も増えるな。来年はウロウロしてみよう。

 

これぐらいだろうか。あとは、スタジアムに向かう途中外国人のポルトサポにあれこれ聞かれたんだけど、英語全然出て来なかったな(笑)。WWEで鍛えているので「オマエはクビだ!」とか、「オマエのケツにブーツをお見舞いしてやるぜ!」とか、ろくでもない言い回ししか覚えてない。でも、「フッキ、フッキ」言ってたら「トウキョウヴェルディ!」と帰ってきたので、外人さんも詳しいなと。目の肥えているであろう欧州サポだって、Jリーグを見に来るわけですよ!


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今日の楽しそうなことをオフィシャルサイトでチェックする/東京編 [イベント]

さて1月ぶりの更新である。うん、サボってただけなんだけどね。

 

というわけで、夏真っ盛りのFC東京戦。今日も楽しい1日になりそうだが、オフィシャルサイトをチェックしていこう。

 

さて、今日の試合は『ローソンDay』ということで、記念弁当を発売するそう。ローソンの店舗すでに売っているようだが、試合当日もローソン特設売店でも買える。場所は〝メイン2ゲート外(場内対応)〟と書かれていることから、多分ビジターサポでも買えそう。深川めしメインの弁当は美味そう。

 

一方グルメだが、ビジターサポでも利用できそうとなると、場外のフードコートだ。ビジター待機列のちょうど反対側で遠いっちゃ遠いのだが、13:30頃と早い時間から営業しているので、やること無いなんて場合は足をのばしてみるといいかも。〝特製アジの冷汁ぶっかけごはん〟や〝築地釜揚げシラス丼〟などのメニューが紹介されているが、どれも美味そうである。ぶっちゃけ、調布に〝築地〟のイメージまるで無いし〝冷汁〟て宮崎の郷土料理じゃなかったっけ? という突っ込みどころはありますが。

 

まあ、このへんは我らが日産スタジアムにも共通することなんだけれど、ぱっと見てやっぱりビジターサポがつまんないグルメ事情だなと。例えば、遠くから横浜のスタジアムまでやって来て、「なんで静岡県富士宮の名物食わなきゃいけないんだよ、横浜名物食わせろ!」てなると思うんだよ。一方、調布近辺の名物と言っても深大寺そばぐらいしか浮かばないけど。実はそのへん、湘南はとても良かったのだがそれはまた今度だな。

 

後は取り立てて注目するようなイベントとかは無いかなぁ。メインスタンド&ビジターシートからしか見えない花火大会も今回は無いみたいだしね。

 

というわけで、あんまり相性の良く無い味スタですがここで叩いて優勝争いから突き落としてやるのは大切なこと。ホームゲームでも見た通り手強い相手だが、それだけにきっと良い試合になるだろう。

 

てことで、スタジアムで会いましょう。アディオス!


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今日の楽しそうなことをオフィシャルサイトでチェックする/浦和編 [イベント]

日刊の〝ビール半額〟という誤報にはまんまと釣られてしまったわけだが、オフィシャルサイトを見れば他にも楽しいことがあるかも? ってことで一応チェック。

 

が、やっぱりホーム向けの企画ばかりで我々ビジターサポが楽しそうなものは見当たらないやね。ちぇ、ビール半額にしやがれ!

 

となると、もうグルメしか無いのだけれど埼スタはビジター完全隔離な上に再入場も不可能なので、南広場のグルメゾーンでグルメを楽しむといった感じになると思う。駒場ラーメンとかちょっと気になるけど、なかなか立派なお値段で。

 

ちなみにレッズバーだが、今回は浦和の初代監督・森孝慈さんの命日を偲び〝森酒場〟と銘打たれている。森さんといえば’95~97年にマリノスのGMを務めたゆかりのある人でもある。

 

さて、やっぱり浦和らしく一番の楽しいことはサッカーてなスタンスの今夜のリーグ戦なのだけれど、F・マリノス的には大宮戦に続き優勝争いに食らいついてゆくための大一番。相性の良いスタジアムでああるが、決して簡単なゲームにはなるまい。むしろ、好勝負の予感プンプンだよな。実に楽しみです。

 

ではスタジアムで会いましょう。アディオス!


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横浜F・マリノスVS大宮アルディージャ [J1リーグ]

まだシーズンも半ばではあるが、現在首位を走る〝強い方のさいたま〟こと大宮アルディージャとの1戦は、優勝争いに食らいついてゆくためには絶対に負けられない大一番だった。約3万人が駆けつけたこの試合は、『民衆の歌』にも盛り上げられたのか、選手たちのプレーとスタンドの熱気が混ざり合う素晴らしい雰囲気のものとなった。

 

●試合データ

http://www.f-marinos.com/match/data/2013-07-13

 

特に意味は無いのだが、いつもの東横線コースではなく田園都市線から市営地下鉄というコースで向かった日産スタジアム。地下鉄で話しかけてきたオバちゃんは、娘さんが水沼宏太と同級生だったそう。地元というだけで気にかけてくれるんだから、地元出身の選手て大切だよね。

 

そんなことを考えながらたどり着いた日産スタジアムは、様々なイベントが用意されていたせいかとても賑やかだ。そんな賑やかさの中で覚える妙な違和感。オレンジとおぼしきサポの背中に〝無敗大宮〟の誇らしげなプリントが。僕らの大の苦手な大宮ってこんな感じだったっけ?

 

その違和感は、スタジアムに入場してからも続が、く。ピッチの向こう側には、いつものように控えめにではなく、自信たっぷりにスタンドに陣取るオレンジの固まりが。そしてスタジアムに響く彼らの歌? やっぱり僕らの苦手な大宮とはどこかが違う。

 

さて試合だが、F・マリノスのベストメンバーに対し、大宮はここまで好調のチームを牽引してきたスロベニアン2トップが不在。しかし、このマリノスとこのチームとの相性はメンバー云々のレベルではないので少しも気は抜けない。

 

がキックオフすると、いきなりF・マリノスが大宮を圧倒する。前の週末に大阪で無様な試合を見せたチームの面影はそこには無い。高い位置で取り囲むアグレッシブなボール奪取やセカンドボールを拾っての波状攻撃で大宮を攻め立てる。このF・マリノスらしいアグレッシブな守備は当然運動量があって成り立つもので、当然消耗だってするだろう。しかしF・マリノスはオーバーペースを心配させるほど走り、素晴らしいサッカーを見せるのだ。

 

鹿島と戦ったナビスコ杯2ndレグから、ちょっとした変化があった。それは、守備ブロックを組んでカウンターを狙うようなシーンが垣間見れていたこと。鹿島戦は成功したものの、C大阪戦ではそれが上手くいかなかった。

 

がしかし、大宮戦での守備はC大阪戦から大きく変わっていた。ボールにアタックする位置が、C大阪戦のそれに比べ明らかに高い。また中盤もコンパクトに保たれ選手同士の距離感もいい。なので、面白いように大宮からボールを奪い反撃を許さないのである。

 

前半22分にゲームが動く。中で3人引き連れてキープする俊輔からサイドの学へ。学から、走り込んできたマルキにピンポイントクロス。個人技とコンビネーションが融合したきれいな得点だ。

 

そして圧巻だったのが前半36分。右サイドでボールを受けた学が中へカットイン。スライドしながらシュートコースを塞いでくる相手DFを横にかわし隙間ができるや縦に突破。そのままゴールにきれいに流し込む。大宮DFの守備にこれといったミスは無い。完全に個人技だけでもぎ取ったゴラッソだ!

 

このワールドクラスの一発で勝敗は決した。後半、マリノスは引いてカウンターを狙うモードでロスタイムに1失点はしたものの首位を走る大宮を相手に完勝してみせた。欲を言えば前半のペースのまま、完膚なきまでに叩きのめして欲しかったところだが欲張り過ぎだろうか。それが出来ていれば、今後大宮が調子を崩しかねないような強さを前半は見せていたと思うのだが。

 

ともかく、素晴らしく嬉しい勝利だった。それは、連勝すれば連敗もするF・マリノスが、アグレッシブな守備というベースに立ち帰りズルズルと連敗しなかったこと。そして、みんなが走って首位チームからもぎ取った勝ち点3であるということだ。

 

この日の大宮はいつもの大宮と違っていたが、実はF・マリノスもいつもと違っていた。正確に言えば日産スタジアムのスタンドなのだが、この日に限っては隅々まで〝立ち見自由席〟といった雰囲気はまるで無く、完全に〝戦うゴール裏〟といった雰囲気。こんな雰囲気の試合年に何回あるだろう? 本当に素晴らしかったよ。


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オフィシャルサイトで今日の楽しそうなことをチェックする [イベント]

一昨日大阪から帰って来たばっかだというのに、もう僕たちのホーム・日産スタジアムでリーグ戦である。1分け1敗というリスタートに若干悲壮感が漂い始めたものの、クラブは週末のリーグ戦を楽しんでもらおうと色々準備をしてくれている。ならば楽しまなきゃってことで、オフィシャルサイトをチェックだぞ。

 

さて、今日の大宮戦はエイチ・アイ・エスが冠スポンサーの〝H.I.S Day〟だ。先着10.000名にカッコいいクリアファイルをプレゼントと太っ腹。さらに。横浜港発着のクルーズ旅行が当たる○×クイズも開催とのこと。H.I.Sブースで整理券をもらおう。

 

続いてガチ丼!。こちらはガチ丼!にエントリーされている丼の中から7種類を発売。どれも美味そうなうえ、ワンコインでリーズナブル。先着1.000名にプレゼントというクリアファイルも注目。こちらは、F・マリノス、ガチ丼、週刊少年チャンピオンのトリプルコラボ。学、仁、優平のユース3人組のイラストがチャンピオンの人気作と一緒に丼持って登場と、これはアツ過ぎる。どこかのクラブでやっていたナントカまんが祭りにだって負けてない。ちなみに、『囚人リク』は超面白いよ。

 

さらに、トリコロールステージには『獣電戦隊キョウリュウジャー』が登場。大抵デーボモンスターが現れるのは味スタか埼スタだが、今回は我らが日産に! Jのマスコットとコラボダンスとのことだけど、これも楽しみだね。

 

一方、マンダムブースでは商品体験コーナーも。また、入場ゲートで試供品2万個を配布とこちらも見逃せない。みんなでデオドラントしてチャールズ・ブロンソンみたいになろう。うーん、マンダム。

 

まだまだ一杯あるのだが、きりがないので最後に民衆の歌を。これは『レ・ミゼラブル』のキャストが生で『民衆の歌』を歌うというもの。歌詞入りの団扇が配られるとのことなので、全力で歌おう!

 

さて、景気悪い話が飛び出す中、優勝争いに食らいついていくためには負けられない大一番ですが、集客企画の集大成じゃないかってぐらいイベントを詰め込んだクラブ的にも失敗できない大一番の今日だと思います。試合前は美味しいもの一杯食べて、ステージを楽しんで、お土産一杯もらって、そして試合が始まったら思う存分盛り上がったらいいと思うんです。それが、クラブのために僕たちが出来ること。今日も楽しく行きましょう!

 

では、スタジアムで会いましょう。アディオス!


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オフィシャルサイトで今日の楽しそうなことをチェックする/C大坂編 [イベント]

今年からビジター側にも座席が設置されトイレも新しくなったキンチョウスタジアム。新しいトイレの使い心地が楽しみだが、オフィシャルサイトを見ればもっと楽しみなことも見つかるかも? ってことで恒例のチェックだぞ!

 

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と書き始めてはみたものの、ざーっと見た感じホームサポ向けのイベントがほとんどで、我々アウェーサポが楽しそうなのは無いなぁといった印象。唯一、『世界大恐竜展』のマスコット・ティララ来場ぐらいだろうか。マッチデープログラム提示で先着300名(中学生以下限定)に恐竜フィギュアプレゼントとあるので、恐竜好きなキッズは『大恐竜展ブース』へGO!だ。ちなみに、この『世界大恐竜展』かなり楽しそうなのだが、13日スタートのこと。観に行けないじゃん、ちぇっ。しかし、最近のティラノは毛が生えているんだね。尻尾をべったり地面に付けた直立ゴジラ状態の、我々『ボーンフリー』世代のティラノとは隔世の感である。

 

となったらグルメだろ! と、オフィシャルのスタジアムグルメを見てみると、レベル高いじゃないですか。多分掲載されているもの全部が出店ということは無いと思うが、キンチョウは再入場可能なので、場外のフードパークで食いまくったろうと思ってます。

 

さてさて、リスタートの大分戦がちょっと微妙でここから上位チームとの3連戦てことで、絶対に負けられない感が出ちゃうのも当然なのだが、まだまだ順位表見て一喜一憂するような時期じゃないと思います。多分秋口ぐらいまでは楽しくサッカーでいいんじゃないかな。ミッドウィークの遠方アウェーで、なかなか現地観戦てわけにもいかない人も多いと思うけれど、サッカーパブで一緒に見ましょうみたいな呼びかけなんかもあるので、行ってみてはいかがでしょうか? スポンサー様のHUBもあるしね。

 

ではでは、スタジアムで、サッカーパブで会いましょう。アディオス!


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横浜F・マリノスVS大分トリニータ [J1リーグ]

1ヶ月ぶりのリーグ再開の相手となるのは、昇格プレーオフを勝ち上がりJ1昇格してきた大分トリニータだ。現在、最下位に沈むトリニータだが、横浜F・マリノスは彼ら、そして思わぬ難敵に苦しめられることになる。

 

●試合データ

http://www.f-marinos.com/match/data/2013-07-06

 

この試合に大きく影響を与えた難敵とは、終始ビジターゴール裏からホームゴール裏に吹く強風だった。

 

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前半、F・マリノスは風下でキックオフ。マリノスは、思うようにボールを前に運べず苦しい立ち上がりだ。一方大分は、鋭いカウンターを度々仕掛ける。試合が動いたのは前半31分。大分の風を見方にした鋭いアーリークロスに強化指定選手として大分に加わったJ初出場の松田がドンピシャヘッド。敵ながら素晴らしいコールだ。一方、マリノスとしては守備の対応に集中力を欠いたのが悔やまれる。F・マリノスは1点ビハインドのまま前半を終える。

 

そして後半、風上に立ったF・マリノスは猛攻に出る。後半6分、CKからのこぼれ球をペナルティエリア外で待ち構えていた兵藤がきれいなミドル。この後半早々の同点劇でF・マリノスは勢いを増す。大分をゴール前に釘付けにし、セットプレーに次ぐセットプレー。逆転は時間の問題かと応援もヒートアップする。しかし、後半だけで12本あったCKのチャンスをものに出来たのは兵藤の1点のみ。悔しいドローとなった。

 

悔しい部分がいっぱいあるドロー劇だった。まず強風。これはどちらのチームにも影響が出るものではあるが、正確なプレーが難しくアクシデントが起こりやすいぶん、運の要素が入り込む余地が増えるとも言える。この日のトリニータの先制点は風が味方したした素晴らしいものだったのに対し、F・マリノス的にはセットプレーに風の影響は少なく無かったように思う。こんな事を言うのは負け惜しみで嫌なのだが、この日のF・マリノスにはツキが無かった。

 

さらに、特に後半相手を攻め立て何度もチャンスをつかんだものの結局ゴールを奪えなかった点だ。僕的には同じ三ツ沢で行われたナビ杯大宮戦と同じ感覚を覚えた試合だった。攻め立てるうちに、相手DF陣やキーパーがリズムに乗ってしまうという難しさはあったのだが、勝ちきれないもどかしさはいかんともし難い。

 

がしかし、ゲーム展開的には後半すぐに追いつき悪く無かったし、終盤ちょっと焦ったようなプレーがあったのは残念だったが内容的にはまったく悪く無かった。冷静に見れば、悲観するような試合では無い。モヤモヤは残るもののね。幸いなことに、明日は(というか今日か)は、もう試合である。ここでしっかり結果を出せばこのモヤモヤは消えるだろう。そして僕が出来るのは、応援を頑張ることだ。

 

※ナビ鹿島戦をすっ飛ばしての大分戦でどうもすみません。ただサボっていて更新してないってんだから困ったもんです。


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オフィシャルサイトで今日の楽しそうなことをチェックする [イベント]

ナビ杯2試合があったとはいえ、いよいよリーグ再開である。中断期間を経て、各チームにどんな変化が起きているのか? それがリーグにどう影響するのか? と興味は尽きないところだが、待ちに待ったホームゲームをより楽しくってことでオフィシャルサイトで今日の楽しそうなことをチェックだ。

 

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まずサイトのトップにいるのは、七夕限定ガチャだ。限定2.000個でその中に150枚のアタリ券が入っている。アタリを引いたなら、8/1に行われる神奈川新聞花火大会をマリノスタウンから観られるのだ。頑張ってアタリを引いて女子を誘え! あ、ちなみにガチャに入っているのはパワーストーンストラップだと。なぜそっちの写真が無いのか(笑)

 

続いて、選手が書いた七夕の短冊の展示。俊輔の比嘉さん思いのあの短冊は見られるのか?

 

あと目につくのは、新しいタオマフだろうか? 黒(もしかして深い藍色?)に楷書の金文字が輝くデザインはゴージャスかつちょっとイカツイ系。今年の夏は金文字タオマフでブイブイ言わすぜ!

 

てな感じだが、話変わって大分とやるの久しぶりだなっていう。もうウェズレイもホベルト、エジミウソンもいないけど大分の印象はやっぱり〝手強い相手〟だ。実際、4年前の前回の対戦では負けているわけだし。現状では最下位に沈む彼らだが、降格、巨額の負債に見舞われながらも、力を蓄え昇格プレーオフを勝ち抜いてJ1に戻って来たしぶとさは侮っちゃいけない。中断期間でガラッとチーム状態が変わっている可能性だってある。だからこそ、ナビ杯連勝で勢いに乗るマリノスとの今日の試合がとても良い試合になりそうで楽しみなんですよ。

 

ではではスタジアムで会いましょう。アディオス!

 

※追記 ガチャの〝パワーストーンストラップ〟は〝星に願いをストラップ〟のことのようです。


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鹿島アントラーズVS横浜F・マリノス [ヤマザキナビスコカップ]

カップ戦とはいえ、ついに公式戦が再スタートを切った。ノックアウトラウンド初戦、横浜F・マリノスの相手は前年王者の鹿島である。勝ち方を知る強敵との戦いに多くのサポーターが詰めかけ、狭いサポシアウェイはぎっしり。同時に、トリコロールのエリアにはサッカーがある週末の幸せな空気に溢れている。さあ、ゲーム再開だ!

●試合データ

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早朝からザックジャパン、というか栗原勇蔵をテレビで応援していたのもあって、実は鹿島まで行くのが面倒だったりしたのだが、開門を30分ほど過ぎてスタジアムに到着すると席は結構埋まっている。もつ煮だハム焼きだと並んでウロウロしていたらやっぱり楽しくなってきて、やはりサッカーのある週末はいいもんだ。

そんな訳で、F・マリノスはザックジャパンで頑張った勇蔵に代わり、ここまで不在を埋めてきたファビオが先発。それ以外はベストメンバーで、十日町キャンプなど中断期間でのレベルアップも楽しみだ。一方鹿島も、新加入の中村の先発が目を引くがこちらもベストメンバーといった様子。とにかくF・マリノス戦で結果を出すジュニーニョもベンチに控えている。

試合開始前、カート・アングルのテーマ曲『I Don't Suck』にのせてF・マリノス選手紹介。続いて鹿島の選手紹介が終わると、あちらのゴール裏にスルスルと出てくる〝Just bring it!〟のビッグフラッグ。ザ・ロックの決め台詞じゃないか。こちらがヒールであちらがベビーフェイスとでも言いたげだ。

その後も、マジシャンの出すハンカチか?! ってくらいビッグフラッグが次々と出され、散々待たされての選手入場だ。

さて試合だが、ここからはいつもとちょっと違う。実はこの試合珍しく録画を見ていて、さらに今年のマリノスをテレビで観るのも今年初めて。正直、スタジアムで観ているのと大分印象が違ったのでそのへんも含めて書いていこうと思う。

まず前半だが、スタジアムでは結構拮抗した展開に見えたのだが、録画を見返すと完全にF・マリノスペースだった。結果を知って観ているからというのもあるのだが、セカンドボールを拾っての波状攻撃という、F・マリノスが意図するサッカーが出来ていた。一方アントラーズのカウンターも鋭くて、度々ゴールを脅かしていたのだが、逆に言えばカウンターしかチャンスが無い状況。F・マリノスの、連動した守備の強さ、寄せや切り替えの速さは想像以上だった。

中でも圧巻だったのは中村俊輔だ。得点となったFKは、サンドに来た相手選手2人を体を上手く使ってのステップでかわして得たもの。美しい弾道を描いてゴールに突き刺さったあの芸術的なFKも素晴らしかったが、ファウルを得たその前のプレーも素晴らしいものだ。このFKで先制したF・マリノスは、その後もカウンターの危険なシーンも哲也のファインセーブでしのぎ無失点で前半を終える。最大のピンチだったダヴィがフリーで吹かした場面だが、シュートコースにちゃんと中町が入っていたので、それが目に入って上隅を狙ったのかな? という感じ。

一方後半も、立ち上がりからマリノスペースだ。相変わらず厳しい守備で鹿島の反撃を許さない。が、後半も30分に差しかかろうとしたあたり、哲也の斯好セーブに阻まれるも、大迫の危険なカウンターから流れをつかみかける。が、その流れを断ち切ったのはマリノスの素晴らしいカウンターだった。ドリブルで持ち上がった俊輔が、絶妙なタメからマルキーニョスへのパス。さらにサイドを追い越してゆく小林にパスが渡り、切れ込んでいったフリーのマルキーニョスへピンポイントのクロスが上がりドンピシャヘッド。決定的な2点目が入る。新婚の小林はこの日も好調で、特にクロスの精度は素晴らしい。前半も、マルキに決定的なのを1本上げていたが、今の小林はフリーで上げたクロスはほぼ狙い通りに上げられているんじゃないだろうか。

終盤、余裕が出たマリノスは無難にゲームをクローズ。アウェーゴール2点の完封勝利とという完璧な結果を手にした。

さてさて、今年初めてのテレビ観戦をしてみての感想は、少々手前味噌ではあるが、「マリノス強いじゃないか」であった。安定した守備はもちろんだが、パスを細かくつなぎながらゴールを脅かすことも数度あって、予想以上の強さを感じさせる試合である。まあ、鹿島はあんなもんじゃないと思うけどね。

一方、テレビじゃ解りにくいこともあって、それが顕著だったのが鹿島のヒールっぷり(笑)。傷んだ選手を目の前にしてもプレーを続けるのは当たり前として、こちらが出したボールは返さないし、返してもタッチラインだしと、そのプレーっぷりにロック様のようなカッコ良さはまるで無かったよ。

というわけで、スタジアムで観て録画で観てというのが良い見方なのかなと今回思った次第である。

2点をとっての完勝といっても、まだまだ前半の90分が終わっただけで勝ち抜けが決まったわけじゃないので、あんまり喜ばないけど週末残り90分をしっかり戦って本当の勝利を喜びたいよね。

ところで、コーンチップもらえた方ていらっしゃったんでしょうか? 僕は残念ながらもらえませんでした。ホームでは、勝ち抜けとコーンチップの二兎を得ようと思っとります。

ではでは。

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明日の楽しそうなことをオフィシャルサイトでチェックする/鹿島編 (ナビ杯) [イベント]

いよいよヤマザキナビスコカップも決勝トーナメントに突入。久々のF・マリノスでワクワクが止まらないわけだが、せっかく遠くまで行くのだからオフィシャルサイトで楽しそうなことをチェックだ。

 

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もつ煮! ハム焼き!! 以上!!!!

 

……。仕方ないじゃないか。本当に何も無いんだから。

 

まあ、ある程度予想していたが、サポシアウェイは隔離されているため彼ら自慢のスタグルもほとんど楽しむことができず、イベントも無くといった感じである。ジーコ像もいい加減見飽きたしな。

 

がしかし、あちらにとってはこのVS横浜FM戦は結構なビッグイベントの様子。何といっても4.000名無料招待だ。今日の段階で13.000とか発券してるからすげぇななんて思ってたんだが、アントラーズさん太っ腹だな。

 

あとイベント的なものといったら、冠スポンサー様のヤマザキナビスコがコーンチップ7万個を無料配布というのがあるのだが、こちらも太っ腹。ビジター側では配られるのかしら?

 

待ちに待ったF・マリノスの公式戦である。しかも、負けたらそこで終了のトーナメント戦で相手はディフェンディングチャンピオンである。そんな試合、つまらない訳がない。むちゃくちゃ楽しみだ。

 

ところで、それなりにスタグルを堪能した気にさせちゃうもつ煮、ハム焼きの威力はやっぱり凄いな。というわけで、スタジアムで会いましょう。アディオス!


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