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大宮アルディージャVS横浜F・マリノス [J1リーグ]

夏を締めくくる大切な3連戦のラストは苦手NACK5の大宮戦。浦和に完勝し、気分良く乗り込んだものの、その結果はほろ苦いものとなった。

 

●試合データ

http://www.f-marinos.com/match/data/2013-08-31

 

前回のホームでの対戦時、首位を快走する大宮サポが〝無敗大宮〟と書かれたTシャツを着ていたことを〝大宮っぽくない〟と書いたのだが、その時とは状況は一変。大宮はこの時の敗戦から連敗街道へ突入しまさかの監督交代。アウェーの地で出会った彼らは実に大宮らしい元の姿に戻っていたのである。そう、マリノスが苦手なあの大宮だ。

 

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今年こそは勝てるだろうと、勇んで乗り込んだNACK5。いい加減氷川神社の参道も飽きてしまったし20分とか歩いて汗ダルマになるもの嫌なので、東武野田線に一駅乗り北大宮から待機列を目指す。その道中大宮、マリサポも皆無で若干不安ながら、大宮公園内は緑が多く気持ちいい。野球場の裏手にある森の中の動物園&遊園地もいい雰囲気だ。が、スタジアムに到着すると開門までだいぶあるというのにあちら側の待機列は長蛇の列。そこを抜けトリコロールの待機列に到着すると、さすがチケット完売という感じで、こちらも長い列が出来ていた。大宮はいつからこんな人気チームになったのさ?

 

さて試合だ。ペースは圧倒的にマリノス。が、激しいチェックで潰されるシーンもしばしば。また、連戦でコンディションがキツイのか動きが重くプレーが雑になる場面も散見される。そして前半42分大宮のカウンター。ロングフィードを受けたノヴァコヴィッチから渡邉にボールが渡りきれいに決められる。勇蔵のチェックも甘かったが、ノヴァコヴィッチの受け方が素晴らしかった。が、前半終了間際の痛すぎる失点だ。

 

そして後半、いつか見たような大宮戦の光景が展開した。ボールを持ちながら攻めあぐね、イライラがつのる。そしてマリノスの前に立ちはだかるGK・江角。なぜ彼は、マリノス戦だとこんなに良いキーパーになるのだろう? この日も、ファビオの決定的なヘッドを阻止したのを含め当たっていた。

 

最後のパワープレーも効果を発揮することなく試合終了。またもNACK5で勝利ならず非常に残念な試合となった。

 

うーむ、終わってみれば「初めてNACK5で勝った!」ではなく「初めて野田線乗った!」という、なんか地味な感じになっちゃったんだが、悪くないこともあったんだな実は。

 

声がでかいの3人ぐらい(女子含む)並んで応援で、それが結構楽しかった。たまたまスタジアムで同じ場所に陣取った面識の無い人たちなんだけど、声量が落ちて来ると誰かが上げてその人についていくとか、力が入る場面で自分が手拍子大きくすると隣も応えてくれるみたいな感じで、なんかグルーヴィーだった。久々だな、負け試合で応援楽しかったのは。

 

あとは、前のエントリで「ビジターちっとも楽しくないじゃん」みたいなことを書きましたが、ピッチウォークは楽しかった模様。あと、ホルモン焼きはなかなかむ美味かった。大宮さん悪口言ってごめんなさい。

 

さて、今週末、ミッドウィークとリーグ戦から離れカップ戦の戦いが続くが、こちらもタイトルがかかった大切な試合。ナビ杯は勝ち抜ければ決勝、天皇杯はこんなところで負けちゃったら年末がつまらない!

 

てわけで、そっちも楽しみだぜ!


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横浜F・マリノスVS浦和レッドダイヤモンズ [J1リーグ]

夏を締めくくる重要な3連戦の初戦を落としたF・マリノス。続く対戦相手は、シーズン最後まで手強いライバルであるであろうレッズである。首位争いを演じる2位、3位チームの直接対決は言うまでも無く重要。が、蓋を開けてみればゲームは一方的なものとなった。

 

●試合データ

http://www.f-marinos.com/match/data/2013-08-28

 

IMGP3156.JPG

前節に続き富澤が欠場。守備面で不安が残ったマリノスだが、完璧に修正し完勝と言える勝利を飾った。まず前半27分の先制点は、素晴らしい前線の守備からだ。マルキーニョスに追われ、横へのドリブルで逃げる那須に対し小椋がアタック。上手く俊輔の前にボールをこぼしたところで勝負ありだ。さらに2分後に追加点。こちらはマルキーニョスの素晴らしい個人技から。立て続けの得点で完全にペースを握ったマリノスは浦和を圧倒したまま前半を終える。

 

そして後半、東京戦、鹿島戦と後半の立ち上がりに猛攻を浴びる試合が続いたマリノスだが、この日は違った。後半3分、俊輔がテクニックで相手DFかわし、右足で突き刺すこちらも見事なミドル。後半開始早々勝負は決した。

 

さて、僕が楽しかったのはここから。ほぼ勝利を手にしたマリノスは、大人な省エネモードのサッカーを展開する。ボールを奪っても、速いカウンターへは行かず、余裕のボール回しで時計を進める。攻撃面では個性的で強力なペトロヴィッチのサッカーだが守備面はダサい。ただブロックを形成するだけで、棒立ちの浦和はマリノスのパス回しにボール奪取もままならない。結局マリノスは、相手に一度もペースを渡すこと無くゲームを終えるのだった。

 

しかし、気分良かったですよ。追撃されるプレッシャーなどまるで感じさせず、勝ちゲームの気持ち良さを堪能させてくれた後半の40数分間だった。

 

まあ、周囲では追加点を取りに行かないことが不満みたいなヤジも飛んでいたんだけれど、今年のマリノスは首位争いの真っただ中。浦和相手に4点、5点取っての大勝も気分良いだろうけど、僕的には2日後の大宮戦に余力を残してそこで点を取ってくれたらというのが大きかったので、後半の安全運転にまったく不満は無い。

 

さて、やはり言っておかなければならないのは「小椋で勝った!」ということだろう。この日は、前節に続き先制点の起点になったことはもちろん、守備面でも改善を見せ見事にチームにフィットした。終盤戦に向け計算できる戦力が加わった意味は大きい。

 

さてさて、この日は平日にも関わらず首位攻防戦の大一番ということで3万人を越える大観衆。観客が多いと何故か力が発揮できないマリノスだが、この日は存分に力を発揮して大観衆も満足したに違いない。こりゃ、お客さん増えちゃうな。


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鹿島アントラーズVS横浜F・マリノス [J1リーグ]

暑過ぎた8月を締めくくる3連戦。その初戦はナビスコカップ準々決勝で良い結果を残した鹿島戦だ。ここのところ負けが無く、もはや苦手意識は無い。が、その結果はF・マリノスにとって厳しいものだった。

 

●試合データ

http://www.f-marinos.com/match/data/2013-08-24

 

うーむ、前半は悪くなかったと思ったのだが、思えば立ち上がりに立て続けに決定機を作られたことにその予兆はあったのだね。負けゲームをテキスト起こししていくのは面白く無いのでやらないが、前半は小椋のボール奪取から素晴らしいショートカウンターが決まり悪く無いように思えた。が、監督のコメントを見ると「前半からオープンな展開になってアップダウンが激しく~」と、ここまでやって来た先制後に固いゾーンで守ってという今年の夏のマリノスの戦い方では無かった様子。コメントからは、特にやり方を変えたという感じは無いから、人が替わったことによる変化と考えるのが普通だろうけどイマイチ理由がわかんないんだよな。

 

さて、ここからはサッカー全然関係ないんだけれど、カシマスタジアムのスタグルで思ったことをひとつ。

 

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今年初めて、スタジアムの場内ではなく、外にある屋台村に行ってみたのだけれど、モツ煮、ポテトフライのようなスナック、そば、ラーメンのような軽食まで並ぶ屋台を見て、あるマンガを思い出したのだ。それは、B級グルメマンガ王・土山しげる先生の『ばくめし!』。これは、競馬場や競輪場などギャンブル場のグルメを題材に、伝説の料理人の活躍を描くという異色作だ。で、そのマンガに登場する、味が濃くてリーズナブルなオッサングルメが並ぶギャンブル場の売店は、カシマの屋台村によく似ているのだ。カシマのスタジアム内の屋台はビジターエリアのものしか行ったことがないが、調べてみるとどの店舗もベクトルは同じ。モツ煮、ハム焼きの2大メニュー以外でも、基本的には安くて味が濃い路線である。さらに鉄火場という点では、ギャンブル場もサッカースタジアムも基本は一緒だし、〝ばくちめし〟略して〝ばくめし〟が、日本一のグルメスタジアム・カシマスタジアムの正体だったなんてなかなか面白い。ちなみに『ばくめし!』の最初のページに描かれているのは〝モツ煮込みライス〟だが、これが美味そうなんだなぁ。

 

というわけで、ちょっと〝ばくめし〟に興味がわいてネットをウロウロしていたのだけれど、地方競馬のサイトにあるグルメコーナーが楽しかった。やっぱりモツ煮は、競馬場グルメの定番だとのこと。一方で、各地の競馬場の個性豊かなメニューの数々は、どれも味が濃そうでかなり美味そう。お雑煮とか寒い日にはかなりそそられる。

 

こんなジャンル違いの場所で提供されているグルメも、スタグル充実のヒントになったりするんじゃないかしらん?

 

今回は、まとまりの無いエントリでアレですが、アディダス!

 

ばくめし! 1 (ニチブンコミックス)

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  • 出版社/メーカー: 日本文芸社
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FC東京VS横浜F・マリノス [J1リーグ]

湘南、鳥栖と連勝し、横浜F・マリノスがアウェーに乗り込んで戦う相手はこちらも3連勝中のFC東京。春先のホームゲームでは、3-2の大接戦を演じた侮れない相手である。そして、この試合で際立ったのは、F・マリノスのゲームコントロールの巧みさだった。

 

●試合データ

http://www.f-marinos.com/match/data/2013-08-17

 

ニッカンスポーツドットコムに「したたか中村俊輔 横浜「休憩」39分」という記事がアップされた。マリノスのアクチュアル・プレーイング・タイム(APT)がJ1最短の51分16秒であることから、止まっている時間にチームは休んでいるという内容だ。せめて、何でマリノスのAPTが短いのか専門家に聞くなり何なりすればいいのにとも思うのだが、説得力は微妙ながらも、ここまでマリノスが上手くゲームをコントロールしながらリーグ戦を戦ってきたのかな? という記事である。

 

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一方マリノスは2連勝はしたものの、先制後にカウンター狙いに切り替えゲームコントロールを計るも追いつかれるという試合を柏戦から3試合続けている。僕の中には、春先に戦った強い東京のイメージがあったので、一番注目していたのは〝強い東京を相手にカウンター狙いでゲームをコントロールしにいって上手く逃げ切れるのか?〟だった。

 

前半、立ち上がりこそ東京が攻勢に出るも残りはほぼマリノスペース。そして、前半31分、俊輔からの縦パスを左サイドで受けた兵藤が横方向にペナルティエリアに侵入。兵藤の股抜きパスを端戸がヒールで返すオシャレなワンツーからシュートコースを作りゴール右隅に流し込む。これは、完全に崩したかっこいいゴールだったなぁ。鮮やか!

 

 

1点を先制したマリノスは、この後ゾーンで守る意識を強めカウンターも急がないという、ゲームコントロールに入る。が、ラインを深くして専守防衛というよりは、アグレッシブなボール奪取で東京にボールを持たさず、後は自分たちのペースでパスを回しゲームを進めてゆくといった感じ。セカンドボール争いでも圧倒し、パーフェクトな前半を終える。ペースを握っていた証拠に、前半のポゼッションは全ての時間帯でマリノスが上回っていた。

 

が、後半に入ると一転東京が攻勢に出る。選手交代と布陣変更により圧力を強めた東京は、セカンドボールも拾わせずマリノスをゴール前に釘付けにする。ここで耐えられるかが勝負のポイントだったと思うのだが、マリノスは集中力高く守備のバランスを崩さない。後半15分をしのいだマリノスは後半中盤をイーブンの展開に戻し、そして逃げ切り体勢に入る終盤戦へ。

 

ここで、ここ数試合でマリノスに起こっている変化についてひとつ。それは選手交代だ。最初の選手交代は後半24、端戸→奈良輪。ここで切り札の学、もしくは藤田を入れて、前線からの守備+攻撃の活性化を計るのがこれまでの交代策だったと思うのだが、湘南戦から3試合続けて交代のファーストチョイスは奈良輪だ。また、逃げ切りのための小椋投入も3試合連続。これは、これまでのフレッシュなFW投入で前線からボールを追いかけさせ、あわよくば追加点という逃げ切り策から、より明確に〝守り〟に重点を置いた交代策にシフトしたんじゃないかとにらんでいるのだが、どうか?

 

選手交代によりギアをあげ、ゲームを閉めにかかるマリノス。そしてアディショナルタイムも目前に迫った44分、劇的な幕切れが訪れる。マルキーニョスを起点にしたカウンター、並走する俊輔がゴール正面の位置でボールを受けるも、前にはDFが3人。が、ここで切り返しの連続でDFを翻弄すると左足一閃。鋭いボールがゴールに突き刺さる。すっげーもん見ちゃったなぁ。この日スタジアムに押し掛けた5000人のトリコロールは、レジェンドの一端を目の当たりにした。

 

このミラクルゴールにより勝負は決し、マリノスは久々の無失点勝利。さて、マリノスはこの試合をコントロールできたのか? だが、ほぼパーフェクトにやってのけたと言っていい結果だったと思う。指揮官の饒舌な試合後コメントからもそれが伺えるし、小林の「自分たちの一番の強みはボールを持っているときも、持たれているときも強さを発揮できるところ」というコメントも自信があふれていて頼もしい。まあ、2点目取ったのが終了間際だったり、攻撃サッカーの東京の枠内シュートがたった1本だったという相手の出来の悪さは差し引いて考えなければならないのだけれど。

 

さてさて、味スタ向かうまでと味スタで感じたことを少々。

 

初めてフードコート行ったのだけど、あんまり混んでなくてマッタリ。クラフトビールは美味かったんだけど、Lサイズで1200円はちょっと高いかなぁ。

 

ビジターエリアは完全隔離じゃなくて、メインと(多分バックも?)のエリアには入れた。これならばスタグルの選択肢も増えるな。来年はウロウロしてみよう。

 

これぐらいだろうか。あとは、スタジアムに向かう途中外国人のポルトサポにあれこれ聞かれたんだけど、英語全然出て来なかったな(笑)。WWEで鍛えているので「オマエはクビだ!」とか、「オマエのケツにブーツをお見舞いしてやるぜ!」とか、ろくでもない言い回ししか覚えてない。でも、「フッキ、フッキ」言ってたら「トウキョウヴェルディ!」と帰ってきたので、外人さんも詳しいなと。目の肥えているであろう欧州サポだって、Jリーグを見に来るわけですよ!


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横浜F・マリノスVS大宮アルディージャ [J1リーグ]

まだシーズンも半ばではあるが、現在首位を走る〝強い方のさいたま〟こと大宮アルディージャとの1戦は、優勝争いに食らいついてゆくためには絶対に負けられない大一番だった。約3万人が駆けつけたこの試合は、『民衆の歌』にも盛り上げられたのか、選手たちのプレーとスタンドの熱気が混ざり合う素晴らしい雰囲気のものとなった。

 

●試合データ

http://www.f-marinos.com/match/data/2013-07-13

 

特に意味は無いのだが、いつもの東横線コースではなく田園都市線から市営地下鉄というコースで向かった日産スタジアム。地下鉄で話しかけてきたオバちゃんは、娘さんが水沼宏太と同級生だったそう。地元というだけで気にかけてくれるんだから、地元出身の選手て大切だよね。

 

そんなことを考えながらたどり着いた日産スタジアムは、様々なイベントが用意されていたせいかとても賑やかだ。そんな賑やかさの中で覚える妙な違和感。オレンジとおぼしきサポの背中に〝無敗大宮〟の誇らしげなプリントが。僕らの大の苦手な大宮ってこんな感じだったっけ?

 

その違和感は、スタジアムに入場してからも続が、く。ピッチの向こう側には、いつものように控えめにではなく、自信たっぷりにスタンドに陣取るオレンジの固まりが。そしてスタジアムに響く彼らの歌? やっぱり僕らの苦手な大宮とはどこかが違う。

 

さて試合だが、F・マリノスのベストメンバーに対し、大宮はここまで好調のチームを牽引してきたスロベニアン2トップが不在。しかし、このマリノスとこのチームとの相性はメンバー云々のレベルではないので少しも気は抜けない。

 

がキックオフすると、いきなりF・マリノスが大宮を圧倒する。前の週末に大阪で無様な試合を見せたチームの面影はそこには無い。高い位置で取り囲むアグレッシブなボール奪取やセカンドボールを拾っての波状攻撃で大宮を攻め立てる。このF・マリノスらしいアグレッシブな守備は当然運動量があって成り立つもので、当然消耗だってするだろう。しかしF・マリノスはオーバーペースを心配させるほど走り、素晴らしいサッカーを見せるのだ。

 

鹿島と戦ったナビスコ杯2ndレグから、ちょっとした変化があった。それは、守備ブロックを組んでカウンターを狙うようなシーンが垣間見れていたこと。鹿島戦は成功したものの、C大阪戦ではそれが上手くいかなかった。

 

がしかし、大宮戦での守備はC大阪戦から大きく変わっていた。ボールにアタックする位置が、C大阪戦のそれに比べ明らかに高い。また中盤もコンパクトに保たれ選手同士の距離感もいい。なので、面白いように大宮からボールを奪い反撃を許さないのである。

 

前半22分にゲームが動く。中で3人引き連れてキープする俊輔からサイドの学へ。学から、走り込んできたマルキにピンポイントクロス。個人技とコンビネーションが融合したきれいな得点だ。

 

そして圧巻だったのが前半36分。右サイドでボールを受けた学が中へカットイン。スライドしながらシュートコースを塞いでくる相手DFを横にかわし隙間ができるや縦に突破。そのままゴールにきれいに流し込む。大宮DFの守備にこれといったミスは無い。完全に個人技だけでもぎ取ったゴラッソだ!

 

このワールドクラスの一発で勝敗は決した。後半、マリノスは引いてカウンターを狙うモードでロスタイムに1失点はしたものの首位を走る大宮を相手に完勝してみせた。欲を言えば前半のペースのまま、完膚なきまでに叩きのめして欲しかったところだが欲張り過ぎだろうか。それが出来ていれば、今後大宮が調子を崩しかねないような強さを前半は見せていたと思うのだが。

 

ともかく、素晴らしく嬉しい勝利だった。それは、連勝すれば連敗もするF・マリノスが、アグレッシブな守備というベースに立ち帰りズルズルと連敗しなかったこと。そして、みんなが走って首位チームからもぎ取った勝ち点3であるということだ。

 

この日の大宮はいつもの大宮と違っていたが、実はF・マリノスもいつもと違っていた。正確に言えば日産スタジアムのスタンドなのだが、この日に限っては隅々まで〝立ち見自由席〟といった雰囲気はまるで無く、完全に〝戦うゴール裏〟といった雰囲気。こんな雰囲気の試合年に何回あるだろう? 本当に素晴らしかったよ。


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横浜F・マリノスVS大分トリニータ [J1リーグ]

1ヶ月ぶりのリーグ再開の相手となるのは、昇格プレーオフを勝ち上がりJ1昇格してきた大分トリニータだ。現在、最下位に沈むトリニータだが、横浜F・マリノスは彼ら、そして思わぬ難敵に苦しめられることになる。

 

●試合データ

http://www.f-marinos.com/match/data/2013-07-06

 

この試合に大きく影響を与えた難敵とは、終始ビジターゴール裏からホームゴール裏に吹く強風だった。

 

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前半、F・マリノスは風下でキックオフ。マリノスは、思うようにボールを前に運べず苦しい立ち上がりだ。一方大分は、鋭いカウンターを度々仕掛ける。試合が動いたのは前半31分。大分の風を見方にした鋭いアーリークロスに強化指定選手として大分に加わったJ初出場の松田がドンピシャヘッド。敵ながら素晴らしいコールだ。一方、マリノスとしては守備の対応に集中力を欠いたのが悔やまれる。F・マリノスは1点ビハインドのまま前半を終える。

 

そして後半、風上に立ったF・マリノスは猛攻に出る。後半6分、CKからのこぼれ球をペナルティエリア外で待ち構えていた兵藤がきれいなミドル。この後半早々の同点劇でF・マリノスは勢いを増す。大分をゴール前に釘付けにし、セットプレーに次ぐセットプレー。逆転は時間の問題かと応援もヒートアップする。しかし、後半だけで12本あったCKのチャンスをものに出来たのは兵藤の1点のみ。悔しいドローとなった。

 

悔しい部分がいっぱいあるドロー劇だった。まず強風。これはどちらのチームにも影響が出るものではあるが、正確なプレーが難しくアクシデントが起こりやすいぶん、運の要素が入り込む余地が増えるとも言える。この日のトリニータの先制点は風が味方したした素晴らしいものだったのに対し、F・マリノス的にはセットプレーに風の影響は少なく無かったように思う。こんな事を言うのは負け惜しみで嫌なのだが、この日のF・マリノスにはツキが無かった。

 

さらに、特に後半相手を攻め立て何度もチャンスをつかんだものの結局ゴールを奪えなかった点だ。僕的には同じ三ツ沢で行われたナビ杯大宮戦と同じ感覚を覚えた試合だった。攻め立てるうちに、相手DF陣やキーパーがリズムに乗ってしまうという難しさはあったのだが、勝ちきれないもどかしさはいかんともし難い。

 

がしかし、ゲーム展開的には後半すぐに追いつき悪く無かったし、終盤ちょっと焦ったようなプレーがあったのは残念だったが内容的にはまったく悪く無かった。冷静に見れば、悲観するような試合では無い。モヤモヤは残るもののね。幸いなことに、明日は(というか今日か)は、もう試合である。ここでしっかり結果を出せばこのモヤモヤは消えるだろう。そして僕が出来るのは、応援を頑張ることだ。

 

※ナビ鹿島戦をすっ飛ばしての大分戦でどうもすみません。ただサボっていて更新してないってんだから困ったもんです。


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サガン鳥栖VS横浜F・マリノス [J1リーグ]

6月のリーグ中断を前にしたラストゲーム。水曜日のヤマザキナビスコカップをベストメンバーで戦ったF・マリノスにとって、気になるのはやはりコンディションだろう。さらに相手のサガン鳥栖は、運動量をベースにした守備とロングボール戦術を得意とするフィジカル系のチームだ。肉弾戦になること必至のこの試合、ターンオーバーしてきた相手に対しコンディションでハンデがあるF・マリノスはいかに戦ったのか?

 

●試合データ

http://www.f-marinos.com/match/data/2013-05-25

 

「本当にタフなゲームになりました」と指揮官が振り返ったアウェーでの戦いは、立ち上がりからアグレッシブにボールを狩りにくる鳥栖の守備に押される展開となる。鳥栖の放ったロングシュートを六反が触るもいきなりポストを叩くなど、立ち上がりからハラハラさせる。鋭いクロスにフリーで打たれる決定的なシーンも。

 

そして39分、F・マリノスをアクシデントが襲う。鳥栖選手のラフプレーにより中澤が負傷退場。替わってファビオが入る。指揮官はここで、想定外のカードを切ることになったのだが、これが試合にどう影響するか? が、相手が決定力を欠いたこともあり押されながらも得点を許さず前半を終了する。

 

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後半、マリノスが徐々にペースをつかみ始める。ドゥトラのクロスを兵藤が触ってマルキの足元へ、学の突破からのクロスを中町が折り返しマルキへと2度の決定機が生まれるがいずれも決まらない。一方オープンな展開になりつつある中で鳥栖にも決定機が生まれ、23分、ロングパスに抜け出した豊田が六反と1対1に。が後ろから猛然と追いかけるファビオが見事にボールを触り、こぼれ球を六反が必死で抱え込む。このプレーは1得点にも値するファインプレーだ。この日のファビオは、後半立ち上がりにもカウンターのピンチを潰すなど大活躍だった。

 

そして32分、ついに均衡が崩れる。良い位置でのFK。蹴るのはもちろん俊輔だ。ゴールに向かってスーッと入ってゆくボールに富澤が飛び込みネットを揺らすファインゴール。コーナに向け駆けてゆき喜びを表現する富澤に、チームメートたちが飛びかかる。

 

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この日のマリノスには、この1点で充分だった。指揮官は逃げ切りを計り藤田を投入。面白いようにサイドから裏に抜ける藤田の存在もあり、鳥栖にそれらをはね返してまで反撃する力は残っていなかった。

 

素晴らしいゲームだった。中2日で気温も高い中、コンディションは厳しかったろう。しかし、前半我慢しながら0-0でしのぎ後半にペースをつかんでゆくというここの所のパターンであるゲーム運びが出来ていた。流れの中での得点は生まれなかったが、大きな武器である俊輔のセットプレーを活かした形での見事な勝利だ。このセットプレーについては「J’s GOAL」が大変ドラマチックなレポートを書いてくれているのでそっちを読んでもらうとして、僕が思い出したのは先週の仙台戦だった。この試合でも、日程的コンディションの不利がありながら後半ペースをつかみ勝ち負けの試合に持って行けた。マルキーニョスの「この5連戦の中では、今日が一番、自分もチーム全体としても動けている試合だった」というコメントに僕が思ったのは、もしかしたら、F・マリノスはコンディションがキツイ戦いが続く中で、選手たちが勝ちパターン的なものを見つけつつあるのでは? だった。そう考えると、猛暑の中での試合が続く再開後の戦いぶりに期待せずにはいられないのだ。

 

チームはオフに入り、ベテラン選手たちが休養する中、若手たちは韓国での武者修行に旅立った。いくら練習試合とはいえ本気にならざる得ない韓国チームとの対戦は、きっと大きな刺激になるだろう。一方無理をしているであろうベテランたちにはゆっくり休んでもらって、新潟でのキャンプに備えてほしい。僕は、再開後の進化したF・マリノスにとても期待している。

 

さてさて、素晴らしいスタジアムで素晴らしい試合を堪能したわけだが、試合後どうも何かが足りない。気づくと、リュックに詰めていたはずのジャージ(一昨々年の黒に蛍光イエローのスウォッシュが入ったアウェーモデルね)が無くなっていた。あんな大きなものどこで無くしたのさ? あたり見渡しても見つからないし。幸い、滞在中はどちらかというと暑かったので問題なかったのだが、うーん…。まあ、ジャージを失っても勝ち点3を得たのだから気持ちよく帰ってきましたけどね。ハイ。良い遠征でした!

 

※前のエントリーで、本来〝イブスキのホットドッグ〟と書かなければいけないところを〝イブキのホットドッグ〟と間違えてしまいました。お詫びして訂正いたします。


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横浜F・マリノスVSベガルタ仙台 [J1リーグ]

リーグ名古屋戦、ナビ杯磐田戦と連勝の勢いを持って臨んだベガルタ仙台との一戦。F・マリノスは中2日のコンディション、仙台は攻撃の主力を2枚欠くという互いにハンデを負っての戦いとなったが、ヒリヒリとした緊張感が90分持続する好ゲームとなった。

 

●試合データ

http://www.f-marinos.com/match/data/2013-05-18

 

満足しちゃいけないんだろうけど、それでも僕にはいいゲームに見えた。F・マリノスは戦える。

 

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この試合、序盤からF・マリノスは仙台に圧倒される。はね返してもセカンドボールを拾えず押し込まれる展開で、ボールを持った場面でも激しい守備にあっという間に潰されてしまう。いつ決壊してしまうかとハラハラさせる45前半だったが、特に立ち上がりドゥトラがまったく上がっていく気配を見せなかった辺りは、押し込まれることもある程度想定していたのかもとも思う。がともかく0-0で折り返せたのはマリノスにとっては悪くない。

 

そして後半、スタンドが『最高の場所へ』で選手たちを後押しする素晴らしい雰囲気の中、少しずつではあるがマリノスも立て直し決定的なシーンも生まれる。クロスに飛び込んだ兵藤のヘッドは惜しくも枠外。が、『最高の場所へ』は20分もの間途切れることなく、判定への不服やミスへのため息もほとんど聞こえない戦う雰囲気だ。

 

が、ここでアクシデントが起こる。セービングに飛び出した榎本と相手選手が接触。メディカルスタッフが1度はOKサインを出したものの、再び動けず六反と交代してしまう。脳震盪とのことだが軽い負傷であることを願わずにはいられない。一方、この難しい状況で入った六反は安定した仕事ぶりを見せてくれた。うちのGK陣は実力者揃いだ。

 

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するとここからは、マリノスの時間だ。〝マナブースター〟こと齋藤学が得意のカットインからチャンスを演出するシーンが増え、俊輔の絶妙な浮かしたシュートがポストを叩く。これをマルキが押し込もうとするも宇宙開発。マリノスの決定的なシーンが連続し、さらに36分指揮官は切り札の藤田を投入する。収まる藤田が入ったことで更に攻撃は勢いを増し仙台を攻め立てた。がしかし、6分間あった長いロスタイムでも仙台ゴールを割ることはできず0-0のスコアのまま試合は終了した。

 

仙台が前半で仕留めきれなかったぶん、F・マリノスの描いたプランに近いゲーム展開だったと思うのだが実に惜しい。ロスタイムが、あと2分あったらゴールできていたんではないかと(思いっきりタラレバだけど)。しかし、劣勢の時間帯が長く続いたゲームではあってもポジティブな印象を持てたのは、我慢すべき時間に我慢して、終盤勝ちに行って猛攻を仕掛けるというチームとしての戦いができたからだろう。小林が「決めるか決めないかは確立の問題」と言っているが、僕もこれに賛成で、チームが同じベクトルを向いてゲームを作れたことを評価したいと思う。ここ数試合、点を取りに行く展開になった場合焦ったようなプレーもあったように思うのだけれど、この試合の終盤の猛攻にはそういう焦りも感じさせずで、だから尚更勝ちたかったけどね。

 

一方、Jの中でもトップクラスの完成度を誇る仙台と、チームとして互角にやり合えたこともポジティブに考えていいと思う。やはり去年まで苦手にしていた柏、仙台あたりとの差がどの部分かと考えた時に浮かぶのは〝完成度〟であったのだけれど、コンディションの不利がある中でチームとして戦えたこの試合を見てだいぶその差は縮まったような印象を受けた。と同時に、マリノス強いじゃないかと。

 

この先勝ち続けられるか? は、サッカーはやってみなければ分らない。けれども、仙台戦のような戦い方ができるならばどのチームとやっても自信を持って勝てるサッカーができると思うのだ。

 

さてさて、余談ですがこの日気になったことを少し。

 

メインスタンドに外国人のお客さんの一団がいらっしゃったんですが、海外チームのレプユニなんて着込んでなかなか盛り上がっている様子でした。特にハーフタイムのマーメイズの時。

 

試合終了後、シャイな藤田が珍しくずっとメインスタンドに手を振ってたんだけれど、知り合いとかご家族が来ていたんでしょうかね?

 

最後に私事ですが、スポンサー様の大盤振る舞いに預かり、クッションが当選しました。もっとファンシーなやつを想像していたのですが、ブラックに三栄建築設計とF・マリノスのロゴが入る硬派な折りたたみクッションでした。これからの試合観戦で使わせてもらおうと思います。ありがとうございました。


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名古屋グランパスVS横浜F・マリノス [J1リーグ]

アウェーでの新潟戦から2分け2敗と勝てないままゴールデンウィークを終えてしまったF・マリノス。指揮官からは「勝てない時期に入っている」と危機感を感じさせるコメントも。そんなGWの連戦も終わり、仕切り直したい名古屋戦は、GKがスポットライトを浴びるドラマチックな試合となった。

 

●試合データ

http://www.f-marinos.com/match/data/2013-05-11

 

主力2選手の欠場、結果の芳しくない2トップ、得意ではない豊田スタジアム。ネガティブになる要素はいくつもあったと思うのだが(むしろ気にしていたのは、豊スタから無事に帰って来れるかだったよ)、「サッカーはやってみないとわからない」が持論の僕は勝つ気満々で豊田スタジアムに乗り込んだのだけれど、まさかのあんな展開は予想していなかった。

 

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前半、試合は全体的に名古屋ペース。ペナルティエリアの中でフリーで打たせる場面も多々あったが、あちらも連敗中のチームらしくフィニッシュに迫力が無い。GW中のマリノスと同じような雰囲気を感じる。攻撃陣のクオリティは高かったし、玉田なんかは苦手にしているイメージが強くて嫌だったのだが。が、試合は白熱した展開ながら0-0でハーフタイムを迎える。ハーフタイムの修正力、ベンチの学の存在を考えればこれはプラン通りだろう。ゲームは期待をもって後半へ。

 

が、後半開始早々、小椋がペナルティエリア内でファウルを犯しPKを献上してしまう。この日の小椋は、出足の鋭いインターセプトも2度ほど見せていて、らしさを出せていたのだが、中澤などと話し合いを持っているシーンも見受けられ、まだフィットし切れていない様子。が、高い位置でのボール奪取は当然ショートカウンターのチャンスに結びつくわけで早くフィットしてチームに貢献してほしいところだ。むしろ、この日のように相手にボールを持たれる展開では力を発揮するように思う。樋口監督は、早くもここで動き小椋に替えて切り札の学を投入する。

 

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このPKで追いかける嫌な展開となるわけだが、後半18分、セットプレーで意外なほどあっさり同点に追いつく。俊輔のCKをマルキがピンポイントで合わせた素晴らしいゴールだったが、勝ち無しの期間にはこういうシュートがことごとく決まらなかった。Oh! マルキーニョス!! はやっぱり楽しい。

 

そして、10分後。素晴らしいプレーが生まれる。起点は哲也からのスローから。受けた小林が、高い位置でのディフェンスをかわし逆サイドのマルキにロングパス。素晴らしい胸トラップからクロスが上がり走り込んでフリーになっていた兵藤が決める。ニアで学が3人引きつけていたのも気持ちいい美しすぎるカウンターだった。樋口監督の学投入が地味に効いていたシーンであったとも思う。一方、ここ数試合いいプレーを続けていたパンゾーもやっと報われた形。良かった良かった。

 

がしかし、試合はこれで終わらない。ロスタイムに今度はPA内で小林が玉田を倒し再びPKを献上してしまう。この日の西村主審は、全体的に流し気味のジャッジが多い今シーズンの傾向に比べると、ちょっと笛が多い印象。しかし、PKを取る勇気がない審判が多い中、この展開でのPKは勇気あるなぁと思ったよ。が、一方で『サッカーの神様はつまんないことするなぁ』と思ったのも事実。

 

ここで樋口監督が、〝執拗な抗議〟によって退席処分にさせられてしまうのだが、これが結果的に良かった。スタンドは「ブーブー言っても仕方がない」ということから、この間に哲也コールに切り替え、俺らの守護神を信じて後押しするムードだ。一方、緊張するPKをなかなか蹴らせてもらえない玉田は嫌だっただろう。

 

そして、哲也がスタンドの期待に応えてくれるビッグセーブ! スタンドには、得点したかのような歓喜の叫びが響き渡る。決勝点と同じ価値がある、勝ち点3をつかみ取るビッグセーブだ。今シーズン、東京戦や川崎戦などドラマチックな幕切れは度々あるが、GKが主役というのは意外過ぎた。そして嬉し過ぎた。

 

今シーズンが終わったとき、どんな形であれ絶対に振り返られる試合だよね。どちらに勝ちが転がるか拮抗した試合ではあったけれど、少ないチャンスをきっちりモノにした素晴らしい試合だった。しかし、このあとリーグでは仙台、鳥栖と難敵が続く。名古屋は俊輔に関してはかなりしつこく潰しに来た感じはあったが、守備はこれまで対戦したチームの中でもユル目だったように思う。きっと、仙台や鳥栖はそんなに自由にはやらせてくれないだろう。それでも、この劇的勝利を良い流れへとつなげていってほしい。

 

でもその前に、ナビ杯の磐田戦だね。磐田も現状ではナビ杯よりリーグだろうから、メンバーを落としてくることも充分考えられる。どういったメンバーで勝ちにいくのか、磐田戦では采配できないとは言っても樋口監督の仕事は多いだろう。そして、いつでも準備万端な監督はきっとやってくれるさ。

 

さて、最後に無事に家に帰れたかですが、なんとかギリギリ電車に乗り込み滞り無く0時30分ごろに下北沢到着。しかし、スタジアムから駅まで30分以上かかるとは思わなかった。普段みたいに勝利の余韻に浸ってスタジアムで一服なんてやってたらヤバかったです(笑)


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横浜F・マリノスVSヴァンフォーレ甲府 [J1リーグ]

楽しい大型連休の初日、ヴァンフォーレ甲府との1戦は何とも後味の悪いものになってしまった。そして、ラストワンプレーで勝ち点3がこぼれ落ちたこの試合でクローズアップされたのは、樋口監督の選手交代だった。

 

●試合データ

http://pc.f-marinos.com/match/data/2013-04-27

 

うーむ、樋口さんの選手交代について、特に〝遅い〟といった部分を考えてみたかったのだが、考えれば考えるほどいろいろ辻褄が合わなくなってくる部分があって、選手交代、特に逃げ切る選手交代は難しい。というわけで,申し訳ないのだが今回はザックリと。

 

実は今年の樋口監督は選手交代は決して遅く無い。俊輔や学といった本来スタメンである選手がベンチにいた場合は後半頭や後半15分という時間で投入しているし、ここまで12試合のうち後半30分前後までに交代カードを切っていない試合は広島戦の後半48分、今回の甲府戦の後半44分と2試合しかない。一方でここまで結構競った内容が多く、点を取りにいった選手交代が多かったのも事実。1点差をしのぎ切るための交代は、この試合が今シーズン初めてだったと言える。

 

これをどう見るか? 結論から言うとベンチが少々手薄なのかなぁと。上に書いた通り、樋口監督は計算できる選手がベンチにいる場合は割と交代を躊躇しない。が、この日は齋藤不在で監督の持ち駒が不足気味だった。さらに、逃げ切りを計る場合選手交代でバランスを崩すリスクを嫌がる樋口監督の傾向が、より顕著に現れたのではないかと思う。(が、これだと何故DFラインをいじったかという話になるわけで、僕は最初ファビオをFWに入れてターゲットにするのかと思っていたのだが…)

 

じゃあどうすれば良いかとなると、手っ取り早いのはベンチを充実させるという実も蓋もない結論になる。例えば積極的に控え選手を起用し、個々の成長によってベンチの充実を計るというやり方も考えられるが、優勝争いと実戦による選手育成を平行してやるのは現実的ではない気がする。さらに言うと、監督は控え起用に決して消極的なわけでもない。去年ならば松本怜やアンドリュー、今年も端戸やファビオを計算できる戦力にしようと少なからずチャンスを与えている。

 

あとはクラブの懐具合なのだけれど、選手補強だよな。ここ数年、クラブはチームがACL圏内を狙える可能性があっても中断期間の補強には積極的ではなかった。今年もスタートダッシュに成功したことから、中断期間の補強の可能性はほとんど無いと想像出来るのだけれど、それでもACL出場を公約に掲げたならば可能な限りのバックアップを! である。

 

最後に、あんまりな引き分け劇にアタマに来てしようがなかった僕を「よっしゃ!やってやる」という気にさせてくれたのは、富澤のキレ気味のコメントだった。(もしかしてそんなのじゃないかもしれないけれど、)「最後に入れられただけでしょ」「どこを修正するとか、特にないです」と文言を見た感じは僕以上に納得していない様子。じゃあ、一緒にやるしかないだろ。アタマに来たらやり返せだ!


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