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横浜F・マリノスVS浦和レッドダイヤモンズ [J1リーグ]

夏を締めくくる重要な3連戦の初戦を落としたF・マリノス。続く対戦相手は、シーズン最後まで手強いライバルであるであろうレッズである。首位争いを演じる2位、3位チームの直接対決は言うまでも無く重要。が、蓋を開けてみればゲームは一方的なものとなった。

 

●試合データ

http://www.f-marinos.com/match/data/2013-08-28

 

IMGP3156.JPG

前節に続き富澤が欠場。守備面で不安が残ったマリノスだが、完璧に修正し完勝と言える勝利を飾った。まず前半27分の先制点は、素晴らしい前線の守備からだ。マルキーニョスに追われ、横へのドリブルで逃げる那須に対し小椋がアタック。上手く俊輔の前にボールをこぼしたところで勝負ありだ。さらに2分後に追加点。こちらはマルキーニョスの素晴らしい個人技から。立て続けの得点で完全にペースを握ったマリノスは浦和を圧倒したまま前半を終える。

 

そして後半、東京戦、鹿島戦と後半の立ち上がりに猛攻を浴びる試合が続いたマリノスだが、この日は違った。後半3分、俊輔がテクニックで相手DFかわし、右足で突き刺すこちらも見事なミドル。後半開始早々勝負は決した。

 

さて、僕が楽しかったのはここから。ほぼ勝利を手にしたマリノスは、大人な省エネモードのサッカーを展開する。ボールを奪っても、速いカウンターへは行かず、余裕のボール回しで時計を進める。攻撃面では個性的で強力なペトロヴィッチのサッカーだが守備面はダサい。ただブロックを形成するだけで、棒立ちの浦和はマリノスのパス回しにボール奪取もままならない。結局マリノスは、相手に一度もペースを渡すこと無くゲームを終えるのだった。

 

しかし、気分良かったですよ。追撃されるプレッシャーなどまるで感じさせず、勝ちゲームの気持ち良さを堪能させてくれた後半の40数分間だった。

 

まあ、周囲では追加点を取りに行かないことが不満みたいなヤジも飛んでいたんだけれど、今年のマリノスは首位争いの真っただ中。浦和相手に4点、5点取っての大勝も気分良いだろうけど、僕的には2日後の大宮戦に余力を残してそこで点を取ってくれたらというのが大きかったので、後半の安全運転にまったく不満は無い。

 

さて、やはり言っておかなければならないのは「小椋で勝った!」ということだろう。この日は、前節に続き先制点の起点になったことはもちろん、守備面でも改善を見せ見事にチームにフィットした。終盤戦に向け計算できる戦力が加わった意味は大きい。

 

さてさて、この日は平日にも関わらず首位攻防戦の大一番ということで3万人を越える大観衆。観客が多いと何故か力が発揮できないマリノスだが、この日は存分に力を発揮して大観衆も満足したに違いない。こりゃ、お客さん増えちゃうな。


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