SSブログ

スフィーダ世田谷VS愛媛FCレディース [プレナスチャレンジリーグ]

だいぶ前のことになってしまったが、先週の日曜日サッカーを観に行ったのでそのことを少し。

 

観に行ったのはプレナスチャレンジリーグ第11節のスフィーダ世田谷VS愛媛FCレディースだ。僕的に世田谷の試合を観に行くのは2回目だったのだが、雨まじりの天気だったにもかかわらず、試合会場の大蔵総合運動場のスタンドはビッシリ。Jリーグが無いせいか、後はユニだけ着れば●●サポの出来上がりみたいな人もいて、みんなサッカーに飢えているんだなといった感じだ。ちなみに僕は、一平くんTシャツに世田谷のマフラーという、よくよく考えてみたらどっちの応援にいったのだ? という出で立ちだったのだけれど。

 

IMG_2912.jpg

試合は、ピッチコンディションが夏の味スタっぽい感じで非常に良くなかったため、お互い長いボールを蹴り合うといった展開。その中で僕が気になったのは、愛媛の15番のFWの選手。DFラインとの駆け引きをするタイプのアタッカーで、オグリは中国で元気でやってるのかな? などと考えながら見ていた。愛媛は、15番の駆け引きや2列目の飛びだしから何度かDFラインの裏に抜けるもゴールを割れず。一方世田谷も、8番の田中選手のフリックや、両ワイドの選手の飛びだしからチャンスを作るがゴールには結びつかずである。

 

試合が動いたのは、後半も半ばを過ぎた70分。その前に2人の選手を交代し推進力を増した世田谷は、角度があるもののゴール近くでFKを得る。それまでセットプレーは山なりのボールが多かったのだが、15番の冨山選手が蹴ったボールは直接ゴールを狙うような鋭いもの。それを、7番の森選手が見事に合わせゴール! 森選手は6試合連続の17得点目で堂々のチャレンジリーグ得点王だ。ちなみに2位は13得点でエルフィン狭山の荒川恵理子選手。元代表を押さえてのランキングトップは凄いなぁ。

 

最後の最後で世田谷の選手が愛媛の選手をゴール付近で倒し、PKか? というシーンがあったのだが、どうやらペナルティエリアの外だった様子。荒れたピッチでラインが見えにくかったのだけど、これはドキッとした。が、最後の愛媛のFKもゴールを捉えることはできず、首位をキープする世田谷の勝利となった。

 

この日は雨まじりなうえ湿度が高くかなり蒸し暑かった。選手にとってはピッチと合わせてかなり厳しいコンディションだったと思うのだが、両チーム最後まで走りきったナイスゲームだった。そして、同じく厳しいコンディションの中90分間通して声を出し続けた両チームサポもおつかれさまででした。

 

この試合の会場だった大蔵総合競技場のスタンドはとても小さくて約500人の観客でかなり満員なのだが、それでも万単位でやっているJのスタンドの雰囲気とあまり変わらなかったりする。歓声や拍手、ヤジ、ため息でスタンドはとても賑やかだ。一方で、やっぱり応援や作法の違いがあって、それぞれ個性があるんだなと感じられてそれがまた楽しかったな。次お邪魔することがあれば、選手紹介の時「オイっ!」ていうところを「オーレっ!」て言わないように僕も慣れなきゃね。

 

一方、世田谷は現在チャレンジリーグ首位で昇格争いの中心にいるチームでもある。熱心に応援している人にとっては、きっと楽しくもヒリヒリするようなシーズンなんだろうな。僕は昇格争いというものを経験したことが無いし、チームが根付いてゆく過程を見守った経験も無い。それはもう横浜F・マリノスがこれまで様々なものをつかみ取ってきた伝統あるクラブだからなのだけれど、そんな(まるでマンガの『ORANGE』みたいな)経験をできちゃう人たちが実はちょっとうらやましかったりするのです。

 

ではでは。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。