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横浜F・マリノスVS湘南ベルマーレ [J1リーグ]

年末の寒々とした国立から2ヶ月。まだアウェーサポの入場も始まっていないガランとしたスタジアムは暖かい日差しに包まれ穏やかな雰囲気。どこかノンビリしていながらも、これから始まるゲームに対するワクワク感にあふれた、いつも通りのリーグ戦のある週末の風景だ。さあ、開幕だ!

 

●試合データ

http://pc.f-marinos.com/match/data/2013-03-02

 

全景.jpg

開幕勝利で首位スタート。大興奮のゲームだった反面、2失点もして首位とか無いだろとかなり引っかかる部分もあるわけで。がしかし、開幕戦としては素晴らしい試合だったと言えるんじゃないだろうかと僕は思っている。

 

まず、引っかかっている部分。

 

失点の時間が悪すぎる。まず1失点目は、前半終了間際で俊輔の素晴らしいFKが決まった直後。まだ、コールしながらタオル振り回している最中だったのが一気にシーンとしちゃったからね。サイドの激しい攻防でバタついてという流れからだと思うのだけど、前半1-0で折り返していたら、あるいはもっと楽に勝てたのではないかと。さらに2失点目。これも、監督が点を取りに行ってカードを切った直後。ゲームプラン崩壊でズルズル行きかねない失点だったと思う。実際、オフサイド判定で3失点目が取り消されなければ、かなりの確立で負けゲームだったろう。カウンターを受けた際、最終ラインで中澤が1対1で対応する場面が散見されたのも気になる。去年はあまり無かったように思うのだけれど。がしかし、選手コメントを見るとあんまり心配することもないのかなぁ。

 

そして良かった点。

 

もちろん、地力を見せて〝勝利〟し〝勝ち点3〟を取ったこと。昨年の天皇杯柏戦とちょっと似た雰囲気の漂う中で、悪い流れを断ち切りポテンシャルを見せつけたラスト15分間は素晴らしかったと思う。マルキの同点ゴールは、中央で受けた藤田がサイドに展開。学のクロスに合わせニアに藤田が飛び込みスルー。ファーにいたマルキがフリーで決める。そこのはさらに兵藤もいて、人数をかけた迫力満点の得点シーンだった。一方逆転弾は、学の個人技。まさにキレキレで、かなりラフに来ていた湘南の選手にアタックを許さなかった。あの得点は必然。決めた後、一直線にゴール裏に走ってきてくれたのも嬉しかったよ(笑)。

学.JPG

 

そしてもうひとり、この試合で大きく評価を上げたのが新加入の藤田。後ろから来たボールをダイレクトで枠に飛ばすファーストシュートでいきなり魅せてくれた。前線からの守備も献身的でワンタッチの裁きも正確、かつ裏を狙う動きもあって、得点源のみならずリードしている時の逃げ切り要員としても期待出来そう。

 

そしてこれは結果論なのだが、樋口監督がこだわっていたツートップに裏を狙わせるという作戦が当たっていたこと。開幕前、俊輔の直訴でフォーメションをワントップに戻したという報道があって、僕もやり慣れたワントップの方が良いんじゃないかと考えていたのだけれど、結果的には藤田投入のツートップが当たった形。やり慣れた布陣で開幕戦に臨むという無難な形だけではなく、それでもツートップの準備をしていたのは樋口監督のファインプレイだし、監督、首脳陣のスカウティング能力は今年も信用していいと思うのだ。

 

等々、〝録画も見ずに偉そうに断言する割にはかなりふんわり〟という感想になってしまったのだが(反省)、でも面白い試合だったよね。ハラハラさせる試合展開での大逆転勝利。昨日、帰り際にバス乗ろうとする前にiPhoneをチェックしたら、大量のメールが届いていて、何事だろうと開いてみたら〝得点メール〟だった。そりゃ、双方あわせて6得点の撃ち合いだもんなぁ(笑)。今度はそんなにメールいらないから、相手に何もさせず完勝! て試合が見たいです。でも、次の清水戦でいい試合したら本当に調子に乗っちゃうかもよ!?


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