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アルビレックス新潟VS横浜F・マリノス [J1リーグ]

スタートダッシュに成功し、ここまで順調すぎるリーグ戦開幕6連勝。苦手のビッグスワンにこの勢いを持ち込みたいところだが、ついにリーグ戦初黒星を喫してしまった。やはり最大の注目点は、ここまでチームの躍進を支えたWボランチの一角である富澤の離脱。選手が代わっても、これまでのサッカーができるのか? である。

 

●試合データ

http://pc.f-marinos.com/match/data/2013-04-20

 

ビッグスワン苦手過ぎるだろ! スタジアムとの相性など関係ないという向きもあるかと思うが、僕は結構あると思っている。例えば、僕たちが大好きな埼玉スタジアム2002なんてどうだろう? ただ負けないだけならまだ解るが勝ち続けているわけで、マリノスと埼スタの相性があることは認めなければなるまい。

 

樋口監督は、リーグ戦では基本的にメンバーを変えずここまで結果を出してきた。選手のコンディション、出場停止以外でのメンバーチェンジと思われるのは、FC東京戦での天野起用ぐらいしかない。スタメンが唯一固定されていないのは、左のワイドのみである。しかし、この試合ではコンディション不良の富澤に代わり小椋がスタメン出場を果たす。メンバーが変わっても、これまでと同じサッカーができのか? が最大の焦点だったことは間違いない。

 

IMGP4922.JPG

前半は新潟ペース。マリノスは中盤の激しい守備に手を焼きなかなかペースをつかめない。セカンドボールを拾われる苦しい展開だ。また攻撃でもパスミスでチャンスを潰すことも多く、難しい展開となった。一方、新潟も決定力不足は明らかでペースを握られながらも失点の気配もほとんどない。これならば、ハーフタイムに立て直して後半勝負に出れるはず。前半を見た僕はそう感じていた。

 

そして後半、早い時間からマリノスは攻勢に出る。マルキのヘッドなど惜しいチャンスも。実際、失点までの時間は完全にマリノスのペースだったし決定的な場面も数度あった。が、ここまで恐るべき決定力を見せつけていたマルキの出来ももうひとつで決めきれない。すると、後半33分。ミスから反撃を許し失点。結果、粘り強く守りチャンスをうかがっていた新潟の狙いにまんまとハマることになった。完敗である。

 

さて、人が変わってのこの日のマリノスはどうだったのか? 僕は、ベストメンバー時のクオリティは保てなかったものの、大枠でこれまでのサッカーは出来ていたと見ている。例えば、この試合では守備の連携ミス、パスミスが散見されたが、これは人が変わったことによる弊害があったのかもしれない。小椋は「責任を感じる」とコメントを残しているが、ここまでメンバー固定で戦ってきた以上誰が入ってもある程度のミスはあったのではないだろうか。幸い今週水曜日にはカップ戦がある。これを小椋をチームにフィットさせる機会にしてほしいし、監督からも雪辱のチャンスを与えてやってほしい。何より僕は、こんなコメントを残した小椋の奮起にものすごく期待している。(まあ、監督のコメントを見ると小椋の仕事ぶりは評価しているようだけど)

 

一方、出来ていた部分はどこか? それは、後半ちゃんとペースを握って攻勢に出られたこと。後半、攻勢に出たマリノスは高い位置でボールを奪い、FWに近い位置でプレーする俊輔にボールが供給できていた。これは、4-2-3-1のフォメを採用以降の、最もチームが機能している状態だ。実際、失点シーンまではノリノリで攻撃していたようにも見えたのだから。ところが、この日は攻撃陣の不調が痛かった。これまで、確実にチャンスをモノにしていたが、この日は最後の部分で精度を欠く。敗因を挙げるとしたら、僕はこの部分だと思う。だが、チームは自信を持っていい。今年のマリノスには、戦える〝チームの形〟という武器がある。

 

しかし、ワンチャンスをものにした岡本は上手いプレーだったよな。実績もある選手だということは知った上でも、あのDF2人を前にしてあのシュートは上手かった。こちらのミスに重ねてあんなプレーが出てしまうのだもの。これを相性と言わずして何というのかね??


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