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相鉄本線 [旅]

週末のリーグ戦が無いと、すっかり外に出ない生活になってしまって「俺からマリノス取ったら何が残るんだろう?」と考えたら少々怖いのだが、一方でブログネタが無いというのも困りものである。だって、「今日はまんじりともせず壁のシミを見ていたら、だんだん人の顔に見えてきたので、試しに話しかけたら返事がありました。いっぱいお話しできて楽しかったです」などと3日連続でアップしたらみんなドン引きでしょ。がしかし、今日は珍しくお出かけしたのでそのことを書いてみたいと思う。

 

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昼過ぎに、家の前にあるバス停から出発。田園調布まで小一時間バスに揺られて、いつもお世話になっている東急東横線へ。で、最初の目的地である横浜へ向かう。トップチームが十日町行っちゃったのに、平日の昼間に何やってんの? という感じだが目的はコレだ。横浜F・マリノスの副務・山崎さんと通訳・細川さんのインタビューが載っている相鉄瓦版。ネットで読んだのだが、面白いインタビューだったので、これは現物を手に入れねばということで横浜まで出向いたのである。世田谷住まいの僕にとっては、そうてつローゼン閣下はもちろん相鉄自体に乗る機会もまず無いのだよね。定期券売り場に置いてあったので、爽やかに「もらっていきま~す」と無事入手である。

 

さて、せっかく横浜まで来たことだし目の前に相鉄があるならば、それは乗らねばなるまいと急行の海老名行きに乗り込む。実は去年ニッパ球の天皇杯でサイフを落とし、その時二俣川の警察にお世話になったのだが相鉄本線に乗るのはそれ以来。人生で2度目の乗車だ。

 

しばらく電車に揺られながらまんじりともせず車窓の風景を見ていると、だんだん窓の汚れが人の顔に見えてきて……、ではなく、窓に〝自動窓〟と書かれた気になるシールが。そして窓の横には2つのボタンがあるじゃぁないか。もしやと思い横を見ると、隣のPSPに熱中しているお姉ちゃんの頭上にも同じボタンが! もう押したくて仕方がないのだけれど、エアコンが効いた車内で突然そんなことをすれば、怒られはしないだろうけど怪訝そうな顔で見られるのは必然なので仕方なくガマン。家に帰って検索したら、YouTubeに動画があったけど、やっぱり押したかったなボタン。ちなみに、Wikipediaによると運転席から一斉に窓の開閉ができるので車体清掃の時などは重宝するそうである。

 

そんなこんなでまだまだ電車に揺られていると、相鉄本線は二俣川を越え僕的には未知の領域に突入。そんな中で〝三ツ境〟という駅に停車する。マリサポさんのブログを回っているとよく出てくる駅名だよな、なんて思っていたら、駅名標には〝みつきょう〟と書いてあるじゃないか。「えぇぇぇ、音読みなのぉ!」ていう(笑)。恥ずかしながら、かれこれ5年ぐらい〝みつざかい〟だと思ってた。神奈川在住の人には当たり前のことでしょうが、ものを知らない東京者なんてこんなもんです。

 

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さてさて、30分ほど揺られて相鉄本線は終点の海老名に到着。昼はここで食おうと思って駅を出てビックリだ。駅前が丸ごとテーマパークみたいな巨大ショッピングモールなんだよ。その大きさに若干たじろぎながらも奥に進んでゆくと、そのショッピングモール・ビナウォークの中庭に何故か七重の塔が鎮座する奇妙な光景が。あれ、何かこの塔知ってるぞと思って説明文を読んだら、僕がちょっと好きな『げんつき』というマンガに登場していた。もっとも、作中に登場するのはこちらの海老名中央公園のものではなく、相模国分寺史跡の方なんだけど、マンガ読んで気になって調べた記憶がある。近くに国分寺史跡もあるとのことだったが、蒸し暑い中汗ダルマになるのもキツイので、秋口になったらまた来よう。そしてその時、相鉄の自動窓も思う存分開閉してやろう。

 

ところで、後で調べたらもともと七重の塔が建っていた海老名中央公園が先にあって、その周りにビナウォークが建設されたそう。シネコンありフードコートありで人気の施設なんだとか。確かに、ファミリーでデートで楽しめそうな感じだったし、あの七重の塔のシュールな光景は一見の価値ありだ。一方『げんつき』だが、Amazonのレビュー欄では酷評も目立つけれど、女子高生が原付バイクに乗ってひたすら神奈川県央地域を走り回るお散歩マンガで、僕みたいなウロウロするのが好きな人には楽しいマンガだと思う。

 

といった感じで、人生2度目の相鉄線はなかなか楽しかった。地域の足という感じの普通の電車なんだけど、やっぱり普段乗らない電車は新鮮でいいやね。

 

さて、帰りは遠征でお世話になることの多い小田急小田原線から江の島線で中央林間へ出て、そこからは田園都市線で三軒茶屋へ。ぶらり途中下車はしないけどやたら乗り換えする旅は無事終わったのでありました。トータルで4時間ぐらいで、電車賃(バス含む)が1.250円。ちょっとしたお出かけだったけれど電車充できたな。満足満足だ。

 

げんつき 1 (フラッパーコミックス)

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  • 発売日: 2013/01/23
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